高野町ウッドスタート宣言について
高野町はすべての人々が、木に親しみ、木の文化への理解を深めることを目指す教育である「木育」を昨年度から推進しています。その一環として、2020年9月5日に県内市町村で初めてウッドスタート宣言をしました。今後も継続して、高野町で育つ子どもたちが木に囲まれ、木のぬくもりを感じられるような環境を整備してまいります。
誕生祝い品について
ウッドスタート宣言をきっかけに高野町産の木材を使用した木製おもちゃを高野町で生まれたお子さまに誕生祝い品としてプレゼントする事業を開始いたします。
高野の町石道ともくもく森林鉄道
○デザイン
木製おもちゃ
高野町への道として、7つの入り口があることから道(レール)を7本とその昔、高野町にあった森林鉄道を走らせてごっこ遊びができる木製レールセット。高野町の歴史や文化を遊びながら感じられるようなデザインとなっています。また、兄弟が生まれた場合も、パーツが増えることで合わせて遊ぶことができるよう工夫されています。
トートバック
高野の美しい森を守るために切り出された間伐材を大切に紡いでできた糸を使ったトートバック。高野の木のぬくもりをまた違ったかたちで感じてもらえる商品です。小さい頃はおもちゃの片付けバックとして。大きくなったらお弁当を入れてピクニックに連れて行ってほしいなあ・・・末永く使ってもらえるようなデザインにしました。
○「高野の町石道ともくもく森林鉄道」は全て高野町産の木材を使用しています
汽車の本体・・・スギ
汽車の車輪・・・ケヤキ・サクラ
荷台の木材・・・コウヤマキ(使用しない枝葉を利用)
レール・・・ヒノキ
レールエンド・・・ヒノキ
トートバック・・・スギ・ヒノキ(間伐材や端材等を利用)
木製おもちゃ製作工程プロモーションビデオ
40~50年かけて育てた木を切り倒して、木材になり、大きな機械を使って製材し、細かく丁寧に削って木のおもちゃになっていく・・・そんなつながりを誰でも簡単にわかるように各シーンを撮影した動画を作成しました。さまざまな人の手を介して、自分の手元に来たおもちゃの尊さを感じ取ってほしいです。高野の森を支えるお仕事に興味を持ってくれる子どもがひとりでも増えてくれたらいいなあ・・・そんな想いも込めて。